サンデン交通株式会社は、おかげさまで2024年(令和6年)9月27日に設立100周年を迎えることができました。
前身の「山陽電気軌道株式会社」から永きにわたりご愛願いただいた地域のみなさまをはじめ、ご支援いただいた関係者各位のおかげと厚く御礼申し上げます。

100周年記念事業については、このページで随時お知らせしてまいります。

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しものせき海響グルメフェス チャリティバザー開催

下関の秋の一大イベントである「しものせき海響グルメフェス2024」におきまして、本年も株式会社ニモカさまと共同でPRブースを開設いたします。当日は交通系ICカードの便利な使い方のご紹介や、ご利用時のお困りごとなどをお聞きいたします。

また、今回は弊社設立100周年を記念した「チャリティバザー」を同時開催することとなりました。
バザーでは100周年を記念したオリジナルグッズの販売を行ないます。数量限定の商品もございますので、ぜひご来場ください。

写真は2023年開催時の様子です(写真の一部を加工しています)

開催日時

2024年10月26日(土)・27日(日) 11:00~15:00

開催場所

あるかぽーと親水緑地(しものせき水族館「海響館」と「はい!からっと横丁」の間、目印はロンドンバスです

最寄りのバス停は「海響館前」です。バス停から会場までは徒歩約2分です。

また、両日とも11時~15時の間は下関駅~グルメフェス会場を結ぶ無料シャトルバスを運行いたします。
乗車場所や時刻表は海響グルメフェスの公式ホームページをご確認ください。

チャリティバザーについて

・当日のお支払い方法は現金のほか、一部の商品は交通系ICカードでもお支払いいただけます。
・チャリティバザーでの収益はその他の記念事業でお預かりした募金と合わせて、後日寄付を予定しております。

チャリティゴルフコンペ開催

2024年9月28日に下関ゴールデンゴルフクラブにおいて、チャリティゴルフコンペを開催しました。
当日は天候にも恵まれ、少し暑すぎる時間帯があるくらいのゴルフ日和でした。
途中の7番ホールには「ワンオンチャレンジホール」も設置され、ご参加いただいた皆さまに楽しみながらプレーしていただくことができました。
本コンペの趣旨にご賛同いただきました皆さまには、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

東駅バス停ベンチ寄贈

設立100周年の記念事業の一環として、東駅3番のりば(唐戸方面)のバス停広場「東駅ひだまり」のベンチの補修を行ない、施設管理者である下関市へ寄贈いたしました。

大正3年に長州鉄道によって東下関駅から幡生を通り小串までの鉄道が開設されました。大正14年6月に幡生-小串間は国有化されたため(後の山陰本線)、東下関駅-幡生間に電車が走っていましたが、昭和3年に長州鉄道から山陽電気軌道へ路線が譲渡されました。翌年の昭和4年には東下関駅-唐戸間が新たに開通し、東下関駅は電車の一拠点となりました。
電車は昭和46年に廃止され鉄軌道の駅としての東下関駅はなくなってしまいましたが、略して「東駅」としてバス停名だけでなくお店の名前にも「東駅店」と入るなど、現在でも地域の皆様に親しまれています。

またこの場所は山陽電気軌道株式会社の旧本社事務所や電車車庫がすぐそばにあり、場所は変わりましたが現在も東駅地区に本社事務所があることなど、100周年を迎えた弊社にとって大変想い出深く、大切な場所であります。

バスでの通学にご利用いただいている高校生や大学生の方はもちろん、地域の皆さまが集える場所としてこれからも末永くご利用いただければ嬉しく思います。

記念パネル展示(山口宇部空港)

山口宇部空港の国内線ターミナルビル2階の出発ロビーにおいて、100周年記念のパネル展示を行なっております。
展示場所は保安検査場の手前ですので、どなたでもご自由にご覧いただくことができます。
期間は2024年12月31日までです。
バスの写真がいっぱいのフォトスポットゾーンもありますので、空港ご利用時やお近くをお通りの際はぜひお立ち寄りください。

なお、弊社航空事業部は全日本空輸株式会社と総代理店契約を締結し、山口宇部空港並びに岩国錦帯橋空港において、予約及び発券・搭乗手続きや手荷物の受託・引渡し等の旅客業務、航空機への貨物や手荷物の搭載・取降ろし等の搭降載業務、運航支援業務や貨物業務を受託しております。

記念ラッピングバス

弊社保険部が代理店として業務を行っておりますアフラック生命保険株式会社さまが1974年の日本での営業開始から2024年で50周年を迎えることから、100周年を迎える弊社と共同でデザインをラッピングしたバス2台を運行することとなりました。

運転席側にはアフラック様の記念ラッピングが、乗降ドア側には弊社の記念ラッピングがそれぞれデザインされております。

運行は2024年12月までの予定で、主に北浦線(下関駅~山の田~横野・川棚温泉)や新下関線(下関駅~新下関駅~石原車庫)などを運行いたします。

バス車内も普段のバスとは少し違うところがありますので、お見かけの際はぜひご乗車いただければ幸いです。

皆さまへのお願い

  • 車両検査等のため、運行しない日がございます。バス車両の運行予定に関するお問い合わせはご遠慮ください。
  • 撮影・SNSなどへの投稿の際は、周囲を通行している車両や歩行者の方、ご乗車のお客さまへのご配慮をお願いいたします。また、撮影される方も周囲の安全をご確認いただき、事故などの無いようにご留意願います。

記念ロゴマーク

これまでご愛願いただいた地域の皆さまやご支援いただきました関係者の皆さまへの感謝の思いを込めた100周年記念ロゴマークを製作いたしました。

サンデン交通 100年の歩み

山陽電気軌道株式会社からサンデン交通株式会社まで100年の歩みです。
(写真はクリックすると拡大して表示します)

大正13年(1924年)9月27日

山陽電気軌道株式会社 設立登記

  • 初代社長は山根武亮
  • 当時の本社事務所は下関市西ノ端町五十二の下関商業会議所内
  • なお、会社設立前の大正11年4月27日に電気軌道敷設特許を申請
    (長府町大字松小田字江ノ尻~大字彦島西山)
  • 大正12年7月6日付で敷設特許
国鉄長府駅から牛と馬で運ぶ最初の電車
(当時の購入価格7,000円)
大正15年(1926年)12月25日

松原~壇の浦間で電車営業開始

  • 5.4キロ、運賃は1区4銭、4区で16銭
  • 当時の在籍車両は40人乗りが8両
  • 大正14年11月5日に工事施工認可を受け、大正15年12月20日に工事完了
御大典記念当日の花電車
(昭和3年)
昭和5年(1930年)4月8日

下関市内および長府~下関間で乗合自動車営業開始

  • 17.7キロの営業路線、普通券1区3銭、回数券は1割6分7厘引き
初期の乗合バス
(昭和9年頃の山ノ口バス停)
昭和41年(1966年)5月

宇部空港総合代理店開設

  • 空港連絡バスの乗り入れは昭和55年(1980年)4月開始
山口宇部空港連結バス
昭和45年(1970年)6月

土地建物業の開始(豊洋台、浜浦台の宅地開発)

昭和46年(1971年)2月

電車事業廃止

  • 半世紀に亘る鉄軌道営業の歴史を閉じる
  • ご利用いただいたのはおよそ5億8,600万人
  • ご利用のピークは昭和33年(1958年)の約2,470万人
電車最終日
(昭和46年2月6日)
同年 6月

社名を『サンデン交通株式会社』に商号変更

昭和50年(1975年)6月

アフラック代理店登録

平成4年(1992年)3月

中国・四国地方で初のバスカードを彦島営業所の所轄内で実施

平成9年(1997年)4月

貸切車両のボディデザインを変更

平成24年(2012年)12月

岩国錦帯橋空港開港 東京~岩国運行開始(ハンドリング業務開始)

平成26年(2014年)9月27日

会社創立90周年

  • 記念バスカードの販売
  • 下関市内観光バスの復活運行
  • チャリティゴルフコンペの開催
90周年ロゴマーク
令和3年(2021年)3月6日

交通系ICカード『nimoca』のサービス開始

  • バスカードは5月31日をもって車内のご利用を終了
令和6年(2024年)9月27日

会社設立100周年